タイトル | : 猫好きの方が必要です |
投稿日 | : 2011/05/12(Thu) 23:25:49 |
投稿者 | : 山口 |
参照先 | : |
先日現地に行って思ったことです。
猫の扱いに慣れている方のお手伝いがもっと必要だと思います。
猫は感情表現が犬ほど豊かではないですが、犬と同じように人間とのコミュニケーションが必要です。
換気状態のあまり良くない狭いゲージから何日間も出れず人になでてもらえず、ほとんどの猫が肉体的&精神的にかなりストレスを抱えています。
食欲もなく、ちょっとなでてあげるとガリガリに痩せた身体を手にこすりつけてきました。
ゲージを開けるとフラフラしながら出てきて、ゲージに戻そうとするとやせ細って力もない身体で必死に抵抗しました。
でも、現地スタッフ&シェルターは現地の現状で出来る最善を尽くしています。まさに不眠不休、お昼もろくに取らない状況です。
猫たちが、あまりに激変&過酷な環境についていけてないのです。
なので、今の状況下で少しでも猫のストレスを和らげるように猫好きで猫に慣れている方のお手伝いがもっと必要です。
物資も人も、犬より猫の方が少ないです。
猫も被災動物です。そっけない動物ですが、とても繊細で人間が好きな動物です。
預かっている猫、という前提を厳守の元、猫の気持ちを汲んであげられる方のお手伝いが必要だと思いました。
ただ、行く前に覚悟が必要です。
猫舎は野戦病院の様でした。
猫舎で起こったことを全部受け止めてしまうとうつになってしまいそうです。