タイトル | : Re^2: 改善に向けての提案 |
投稿日 | : 2011/05/14(Sat) 09:25:47 |
投稿者 | : 中村 |
参照先 | : |
> 探しに行った方が,確認出来るようにどうかお願いします。
> 現在は,どのように確認作業をされているのでしょうか。
現状では折角センターへ起こし頂いても、残念ながら犬舎、猫舎への直接お立ち寄りをお断りしています。理由は色々あると思いますが、一番の原因はシステムがきちんと整っていない点だと思います。慢性的なマンパワーや動物収納スペースの不足などクリアしなくてはいけない課題も多い事はご理解頂けるかと存じます。
又、現状では飼い主不明で保護している動物達を誤って本当の飼主以外の方にお渡ししてしまうリスクもあり、非常に難しい問題です。マイクロチップや識別番号の一致等、決定的なオーナーである証明が可能なものがあれば本当のオーナーである証明がしやすいのですが、中々、そこまでデーターをしっかり管理している飼主さんは少ないです。
正直、受付をしていると本当に大変な状況にいる飼主さんが多いんです。運転免許書や健康保険証等の身分証明書すら失ってしまい、唯一の身分証明書が羅災証明書だけと言うような方もおられます。皆さん、日々の生活を送るだけでも大変で、愛するペットの捜索や管理まで手が回らないのが現状のようです。
話が少し脱線してしまいすみません。
現状のやり方ですが、動物を探しに来られた被災者の方々には捜索依頼書を記入頂いております。その際、写真や捜索用のポスター等をお持ちの方からはそれらのデーターをお預かりし、ホームページにアップしています。写真に関しては、携帯に保存している方が多いのですが、その場でプリントアウトやデーターの受取はしておらず、後ほどメールに添付してセンター宛に送って頂くシステムになっています。
その後のフォローですが、事務局で情報をHPにアップ、お探しの動物が見つかった際は事務局より電話連絡をするシステムです。しかしながら、事務局も毎日たくさんの仕事に追われ、とてもきめ細かな対応は出来ていないのが現状です。
私見ですが、毎日時間を決めて30分とか1時間だけでも捜索依頼に来られた方に犬舎、猫舎への入室を認めたら良いのではと思います。言い出しの私がリーダーシップを取って行動すべきなのでしょうが、本当にすみません。再度、石巻まで足を運ぶ事が非常に困難です。ですが、何とか良い方向へ改善したいとの気持ちはとても強いです。
現地で頑張っておられる方々ばかりに負担をかけてしまい、本当に恐縮ですが、受付、事務局、犬班、猫班が協力し合って良いシステムを構築出来る事を祈っています。
> もしかしたら,救護センターに自分の愛犬愛猫がいるかも知れないのに,会わせてもらえなかったり,確認させてもらえないのならば,
> こんなに哀しいことはありません。
>
> そちらにお手伝いに伺い,どこにも人手が足りない状況はわかっておりますが,当初からとても気になっている事です。
>
> 提案の,ファイル作製は良い案だと思います。募っていただければお手伝いしたいです。
CNさん、是非、積極的に行動を起こして頂けたら嬉しいです。皆さん、それぞれのポジションで日々活動するだけで精一杯の状況ですので、センター運営の改善策に気付いた方が自主的に行動して頂けると非常にありがたいです。
うさねぇさんも貴重な提案ありがとうございます。名札、腕章の改善でご協力頂けるのでしたら、どんどん積極的に行動を起こして頂けたら良いかと思います。
ボランテイア同士の連絡体制が上手く行かずスタッフ同士で衝突する事もあるかと思いますが、皆さん、共通して思っている事は何とか多くの動物達の命を救いたい、そして世の中の為に貢献したいと言う気持ちかと存じます。ゴールまでのプロセスは違っても目的は一緒、衝突を恐れず是非、行動を起こして下さい。