防災関連勉強会参加レポート

【2011年6月8日 神戸市動物管理センター見学】

数年前に勉強に通っていた兵庫のしつけ教室ドルチェカーネ中塚を主催されています中塚圭子さんにセンター内の案内をしていただきました。
その後、松田早苗さんに阪神淡路大震災の時の救援活動について当時の様子をお聞きしました。
石巻動物救護センターでのボランティア活動で疑問に思っていた事や今後の自分の活動スタンスを考え直すとてもよい機会になりました。


※阪神淡路大震災の当時の動物救援の写真



【2011年7月】

場所:長野県動物愛護センターハローアニマル

譲渡事業について成熟されている施設の見学は、石巻動物救護センターのボランティアの疑問点の回答のヒントになります。
また、譲渡事業のシステムや考え方についてセンター長の斉藤富士雄さんに詳しくお話しをお聞きする事ができました。




【2011年9月9日 被災者とともに歩むペットロスケアーセミナー】

日時:9月9日金曜日午後2時~4時
場所:仙台市戦災復興記念館4階第2会議室 
講師:講師名:獣医師・ペットロスケアカウンセラー・作家 悠崎仁先生


獣医師でもあり作家ということでスピリチュアルな話?理論的な話?
できれば理論的な話がいいなぁ・・・なんて思いながらの参加でした。
私が独立してから11年、当初の担当の犬達も老犬です。
ペットロスの相談をされることも多くなり、また石巻のボランティア中にもそのような話が頻繁にありました。
どのようなアドバイスをするのが良いのか迷っている時のセミナー開催でした。
内容も理論的かつ科学的でとても有意義な時間でした。
やはり「ただ励ます」だけでは、逆効果になるときもあり必ずしも「時が解決する」というこでもないことを知りました。
飼主さんとお話しする機会が多い仕事です。ペットロスに対する知識を付けられたことは、きっと「お客様の心の回復」に役に立つと思います。




【2011年9月】

場所:宮城県動物愛護センター、被災動物保護センター見学

被災動物(犬)及び保護動物(犬猫)の飼養管理方法やセンターの活動内容について興味があり見学に行きました。 石巻の犬猫たちもこちらに来る可能性があるとの話でしたので合わせてどのような管理をしているのかも興味がありました。


周りは緑に囲まれて苦情等が出ない環境で、各インフラも当たり前ですがあらかじめ備えてあります。
電気や上下水道が普通にある施設はとても運営がしやすいなと思いました。
当たり前の事なのですが、石巻の仮設施設にいるととてもありがたいことだと思います。




【2011年10月29日】

テーマ:アニマルシェルターセミナー  「ボランティア及び受け入れる側が学ぶべきこと」
場所:仙台 東北愛犬専門学院
講師:
田中亜紀氏(シェルターメディシン・カリフォルニア大学デイビス校)
水越美奈氏(行動学・日本獣医生命科学大学)


石巻動物救護センターでの疑問点の答えを探しに勉強に行きました。
あの時足りなかった事、今後の災害で必要な事が何かが解ってきました。




【2011年12月17日】

アニマルシェルターセミナー 第2弾  ~ボランティアに必要な基礎知識~
会場:日本獣医生命科学大学
講師:
田中亜紀氏(シェルターメディシン・カリフォルニア大学デイビス校)
水越美奈氏(動物行動学・日本獣医生命科学大学)
矢崎 潤氏(日本動物病院福祉協会認定家庭犬しつけインストラクター)

前回の内容の追加、補足、実際に犬のデモンストレーションなどボランティアをする上での心構えが解りやすく紹介されていました。
会社経営やスタッフのマネジメントにも共通する、コツや注意点が多くありボランティアに必要な知識以外にも多角的に学べる良い機会になりました。




【2012年2月11日 都民ホール:災害が起きる前に! ~ペットの防災対策を再確認~】

2012年2月11日、新宿都民ホールにおいて動物の適正飼養講習会が行われました。

今年度は「災害が起きる前に!~ペットの防災対策を再確認~」というテーマで昨年の東日本大震災後の防災に対する意識の高まりから多数の一般都民の方が参加されていました。
しつけの面では、日頃からいろいろな人や物に慣らしておくこと、クレートトレーニングの重要性などが強調されていました。




【2012年2月25日】

東日本大震災から学ぶこと ~災害時の理想的な動物救護~
鈴木淑剛先生

「被災動物シェルターの意義や、あるべき姿」という内容でした。
今後、関東で起こる災害時に被災動物に対する考え方や備えについて改めて考えさせられる内容でした。




【2012年3月8日】

場所:台東保健所
テーマ:人と動物の絆(きずな)展

石巻動物救護センターの活動ということで浅草の岩崎動物病院医院長の岩崎雅和先生のお話がありました。 センター発足当時から閉所までの流れ、震災直後の石巻の様子などがありとても興味深い内容でした。 私は、ほぼ石巻動物救護センターの中にいたので当時の地域の様子などを知る良い機会になりました。 被災者のニーズを調べ、それにより石巻動物救護センターが生まれました。
今後起こる災害時にどのようなニーズがあるかを予想し、事前の準備をする事が大切です。

懇親会
岩崎先生や石巻動物救護センターに関わりがある方の集まりでした。
熱い集まり、熱い話が久しぶりに飛び交いとても楽しい時間でした。

【よっしーが石巻動物救護センターで行った活動内容についてはこちら】
⇒ よっしーが行った活動

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